
Policy 取り組み方針
これまで兵食は、できる限り環境への負荷を低減し、再生エネルギーの活用など持続的に取り組んできました。倉庫内設備を中心に、省エネルギー・省資源に努め、環境汚染の防止に繋がるよう、健全・健康的な事業をこれからも推し進めてまいります。
取り組み内容
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Initiative.01 フロン冷媒から自然冷媒への切替
環境にやさしいアンモニアなどの自然冷媒へ切り替えることで、地球温暖化の一因とされるフロンの抑制に貢献しています。
【環境省補助金活用による自然冷媒機器の導入】
①2021年度 <脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業>
導入冷蔵庫:尼崎冷蔵庫 No.41冷蔵室
導入設備:CO2冷凍機×2台、冷却器×1台 (三菱重工冷熱施工)
Co2 削減量:112.4 t/年
②2022年度 <脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業>
導入冷蔵庫:六甲アイランド冷蔵庫
導入設備:CO2/NH3冷凍機×3台、冷却器×30台 (三菱重工冷熱施工)
Co2 削減量:1,276.8 t/年
③2024年度 <コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業>
導入冷蔵庫:尼崎冷蔵庫 No.31冷蔵室
導入設備:CO2冷凍機×2台、冷却器×1台 (三菱重工冷熱施工)
Co2 削減量:38.2 t/年
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Initiative.02 自然冷媒機器への転換目標
当社では、地球環境に配慮し、冷蔵・冷凍設備における自然冷媒機器への転換を積極的に進めています。 現在は台数ベースで8.7%、トンベースで33.6%ですが、2030年にはそれぞれ34.9%、61.6%まで高め、 2040年にはすべての機器が、自然冷媒機器となるよう実現してまいります。
2025年以降、自社内の主要冷凍冷蔵機器(新設・更新)によって導入する機器は100%自然冷媒機器とし、 環境負荷低減に向けた努力を続け、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。-
Initiative.03 冷蔵・冷凍の効率化による消費電力の削減
倉庫内の温度管理を厳格に行い、建物構造の工夫や温度調節などを最適化することで余分な消費電力を削減しています。
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Initiative.04 太陽光発電設備の設置
五突倉庫・六突倉庫では、屋上に多面積の太陽光発電設備を設置し、太陽光によるできる限りの自家発電に取り組んでいます。
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Initiative.05 施設内照明のLED切り替え
環境保護やコスト削減を目的に、兵食の施設内の照明すべてをLEDに切り替えています。また、人感センサーを積極的に取り入れ、無駄な消費電力を削減しています。
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Initiative.06 ペーパーレス化
環境保護を目的に、請求書などの書類をデジタル化した結果、現在では年間12万枚を超える紙を削減しました。
Co2 削減量:約0.54 t/年 -
Initiative.07 その他の取組み①
環境負荷軽減を目的に、環境に配慮した製品の購入や、オンライン会議の推進等の取り組みを実施しています。
・グリーン購入の推進(環境配慮型の用紙・備品など)
・リサイクルパレットの購入
・オンライン会議の積極的な利用
・配送における積載効率の向上、共同輸送の推進
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Initiative.08 その他の取組み②
高効率な機器の導入や、排熱の再利用、社用車の電動化など、持続可能な未来に向けた取り組みを進めています。また建物の工夫やメンテナンスで快適な職場環境とエネルギーの節約にも取り組んでいます。
・ISO 22000の取得(食品安全とエネルギー効率の両面を強化)
・高効率モーターを搭載した空調設備への更新
・余熱システムの導入(排熱の再利用)※2025年度 導入予定
・グリーン壁面緑化(断熱+CO₂吸収)※2018年 尼崎冷蔵庫に導入
・社用車のEV・HV化(燃費改善・排ガス削減)
・オフィス内にサーキュレーターを設置(上下温度差の解消)
・定期的な設備の洗浄やメンテナンス
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